浮上すれど
最近歴史小説をよくサピエ図書館(視覚障害者のための電子図書館)で聞くことが多
い。
第2次世界大戦から以降では、空軍力つまりレーダーや飛行機と海軍力つまり潜水艦
やミサイル技術であろう。
もちろん、核兵器や中長距離ミサイルである程度決着がつくこともあるのは事実だろ
う。
だけど潜水艦での生活を想像すると閉鎖空間での生活は息詰まりであり、今の私の閉
じこもり生活と似ていると思うことが多い。
日常生活は食べて、寝て、起きて掃除をして、薬を飲んで、トイレに行き、ごみを捨
ててなどパターン化してきている。
以前働いていた老人福祉施設に自衛隊の潜水艦の乗組員がボランティアに来た。
その潜水中での生活は面白おかしく説明してくれたけれど、やっぱり自分にはしんど
いなと言う感じだった。
だけれど、その生活が実際に送っているのはなんだか寂しいような滑稽なような。
浮上するは我にありと勝機を見出したいけれど、貨物船にはぶつからないように気を
付けたい。