父親と子供の関係
昨日の熊沢元事務次官の裁判の報道には、自らも父親の影響も、息子に対する対応や
態度に間違いや戸惑いや後悔することが多かったことに気づかされる。
父と子の関係や障がい(中途失明)などによる引きこもり、視覚障がいを持っている
親としての子供の人生へのまちがっていたようにも感じる妙な責任感や義務感などを
思い出させた。
専門家や識者が言う「よりっそった関係」という頑迷にも見える容姿(杖を持って歩
く姿)のコンプレックスやできないことの恥ずかしさや、共感することのあまりなか
ったと思われる仕事の忙しさなども見ても未だにだめだと思う。
父親にはできるだけ面会に行き、息子には見守ることを主眼において自己満足してい
たけれど、妹や前妻に任せていることも多く、特に前妻には父親代わりも3年余りし
てもらっている。
これでいいのか、胸が痛む裁判の報道であった。自分にもっと働きかける力があれば
と思い悩んでいる。