今より次、師走より来年

12月は抜歯を2本して歯痛が残るうえに、口内炎でうまく食事ができない。 大腸ファイバーもせねばならないし、精神的に追い込まれてしまい、まさに師走のあ わただしさと少しのあせりに気づかされます。 だからだと自分に問いかけるのだけれど、「この苦境を…

子供に思うこと

陶器でできた怪獣の貯金箱を見ると、いつも子供のことを思い出す。 彼ももうすぐ23歳になるのだけれど、別れてから何度かしか会っていない。 弟の告別式で顔を合わせてから半年になるが、連絡もつかない。 仕事がたいへんかもしれないが、何らかの様子が分か…

少し振り返ってまた前を向いて

みるめの会という視覚障がいと暮らしをテーマに活動しています。 毎回10人ぐらいの集まりで、毎月テーマを決めて5年間開催しています。 第4日曜日の14時から15時半まで、corona禍を経ながらも続いています。 ボランティアやガイドヘルパー、なんといっ…

マイナンバーガード

弟のマイナンバーカードの代理受領に区役所にガイドヘルパーと行った。 弟から委任状を受け取り関係書類も揃ったからといった。 だけど不備があると指摘された。 暗証番号が二つ必要で、一つは数字四桁で、もう一つは英数6文字で16文字以内だと いう。 弟は4…

古典講読

年末年始の特別編正機関になるとテレビもラジオもバラエティーや特別番組の出番と なっている。 製作者は必至だろうが、何となく年代的にも趣味的にも合わないものが多くありすぎ る。 以前の施設職員の時に利用者からのぼやきで、この時期になると点字本や…

照明の悩み

掃除をしていて照明用のリモコンが見つかった。 私自身が目が見えないので、照明器具についてはあまり関心がなかった。 家族がいるときは、それなりに照明をつけたり消したりを繰り返していたし、私も気 にはしていた。 1人暮らしになってからは、消し忘れ…

点字と手話はベースボールとサッカーみたいだ

今朝ワールドカップサッカーを見て聞いて再認識させられたことがある。 それは、私が視覚障碍者になってからよく思ったことだ。 点字は野球であり、手話はサッカーだというたとえである。 サッカーは、ふっっとボール一つで多くの人が楽しむこともでき、何億…

今・後の暮らしの記憶

1時間は60分、一日は24時間、ひと月は30日か31日、1年は365日か366日です。 その中でも1週間は7日で、一回りしていくので、特徴と身近に感じる進数です。 先週の今日、来週の予定と、あっという間のことですが、年齢を重ねると時の流れを 実感できる時間の幅…

今の自分

どんどん何のために生きてきたのか、生きているのか、生きていくのかを自問自答し ている自分に気づく。 そんな簡単に出てくる答えは、やや否定的、否定的なものが妥当であるのだけれど。 だからといって何かが変化するわけでもないし、変えてみようとする自…

暮らしの中での存在感

20年近くになるだろうか? いつもパソコンやインターネットでお世話になっていたボランティアの方が健康を害 している。 いつもすぐに対応してくれて的確なアドバイスや調整をしてもらえた。 何か日常生活をする上での当たり前のようなインフラというかサポ…

何のために

いつもインスタグラムを書き始めると文字だけではいけないのかとも感じる。 多くの人々は、写真やグラフィックなどを掲載したり、動画まで張り付けているとい う。 それは、文字数が少ないツイートでもそうなのだが。 多くの人に伝えたいという思い、あるい…

街への思い

街中を久しぶりに歩くと多くの足音とともに、その賑わいがいつものように感じられ ると思うことは少ない。 特に商店街といわれるような賑わいの塊は、コロナ災以前からもマスコミで取り上げ られてきたけれど、その様子も加速度的に小規模化しているに違いな…

平年並みの心持

今まで季節の移ろいをしっかりと体感できていたかどうかわからない。 ただ天気予報やカレンダーを見て近日中の変化を気にしていただけかもしれない。 その中で「平年並み」「ほぼ前年通り」「例年並みです」と聞くとほっとする。 毎年同じではものたりないの…

障害者総合支援法

区分認定が本日決定通知されてきた。 あるきっかけで、障碍者自立支援法による区分認定を申請した。 申請から決定まで2か月以上経過している。 役所に行き、認定調査やかかりつけ医に意見書を書いてもらい審査会を経て結果を待 つ。 ここから相談支援専門員…

献血の壁

昨日初めての経験として献血に行った。 今の自分にできることを実践してみようという気持ちで簡単に考えていた。 月曜日でかなりすいていた。 同公社は、献血のベテランだったが、電子問診票ぐらいがややこしいかなとあまり深 く考えていなかった。 受付の人…

来年は考え時だ。

事業継承はどこでも誰でも難しい。 私が関係している認定NPOも地域交流会もそんな課題を抱える。 一つは事業費で、一つは交流関係の拡大である。 事業費は本当は悲惨なくらいに深刻でないのだけれど悲観論が優先する雰囲気に包ま れてしまう。 もう一つは私…

決決断力の減少

少し迷うこと、かなり迷うことが多くなった。 いくつかのアプローチの中から「選ぶこと」に注目することでの疲労感がある。 結果に寄ってのことでもあるが、自己決定権は自己責任であるから自己納得があるか といえば後悔が強い。 現在の自分にあるのは自信…

全人復活のためのリハビリテーション

先週に友達に会うために1年ぶりぐらいに1人で市バスに乗った。 なんだか一人歩きするのもままならずバス停留所までの道のりが遠く思えた。 コロナ禍の世界で、まずはマスクをすることから始まり、外出もバス中野混雑も、人 と話すこともなれなかったからだ…

門扉

門扉が壊れてしまった。 かなり以前から開閉時に引っ掛かりがあり、カチカチと気持ちよくレバーは回らなく なった。 本日修理を試みたけれど以前よりは悪くなった気がする。 我が家に来る人たちは、マンションのオートロックを開けて、また門扉があるという …

2021年8月1日に発信します。

「みるめの会」は、視覚障害者である私たち自身が、何らかの形で社会参加していく 団体です。 当事者でなければわからないことや家族の悩みや関係者がわからないことを話し合っ ていく自主的な集まりです。 地域における視覚障害関連の定期的な交流会や点字…

命がけ

昨日の未明に弟の病院から電話があった。 弟が緊急入院して命の危機にあるという。 とりあえず私の事情と妹とサポートガイドに連絡した。 月曜日に退院して水曜日の23時ごろに入院したようだ。 朝7時に担当の医師の説明を聞き、現状の厳しさを再認識させ…

家族の力

入院中の弟の担当医と電話で話をした。 前回の入院から3か月を経過しているけれど、もう少し詳しい病状と今後の治療や予 後についても教えてほしいと看護師に伝言しておいたが、やっと話ができた。 しかし、前日に急に決まったとの言い訳と、現状と新しい生…

闇と沼の感覚

3次元でも4次元でも自分がどこにいるかわからなくなる恐怖は絶対的なものである 。 それが永遠に続くような心理的な負担はパニック障害となって精神的な病を引き起こ すこともあるのだろう。 ブラックホールのような真っ暗な宇宙の中での暗闇や、底なし沼…

歴史から学べることは何だろう。

今、自らを振り返りばかりながらも、現在の立ち位置の確認とこれからの将来展望を 考えるときに、何を見るのかと思考したら、歴史学を探求する姿勢と知識を身につけ なければならないかなと思った。 それで何冊かの歴史学の本を見たけれど気持ちが入らないこ…

合縁奇縁

昔から「合縁奇縁」というようにそれぞれに出会いがあり、別れがあると思ってきた 。 今この世界的なパンデミックの社会に生きる私たちこそそれを気づき学んでより意味 するところのたいせつさを感じているのだろう。 それと共に最近よく思い出されるのは、…

安心と安全

私の記憶では、「安心」と「安全」が目や耳に残るようになってきたのは、阪神淡路 島大震災のあった1995年(平成7年)の第2次太平洋戦争の終戦50年目の年か らだったと思う。 2001年のアメリカニューヨークでの大規模テロ、2011年の東北大地震で…

清明

本日は暦の上では、「清明」である。 中国や台湾では春を祝うたいせつな日として古来より民衆が祝ってきた。 先日台湾での鉄道事故にあった人の多くが、この「清明」の休暇での先祖供養のため のお墓参りでの事故にあったという。 にほんは、お彼岸を経て独…

新年度に信念努

本日は、年度が替わる前の日だ。 明日は明日なのだから、特段変化はないと思いつつも気持ちは少しだけ引き締まるの は年度が替わるからと今までの体験的に思うからだろう。 明日は、制度や新天地での生活などそれぞれに思いも新たになる日だ。 予算会系粘土…

あの日から次を見つめると

昨日は東日本大震災の10年目の慰霊の日でした。 私は当日神戸市東部在宅障がい者センターで相談事業(ピアカウンセリング)を行っ ていました。 1人目が終わり次の人が3時からなので、トイレに行っての帰りでした。 少し揺れたような気がしたけれど、地…

浮上すれど

最近歴史小説をよくサピエ図書館(視覚障害者のための電子図書館)で聞くことが多 い。 第2次世界大戦から以降では、空軍力つまりレーダーや飛行機と海軍力つまり潜水艦 やミサイル技術であろう。 もちろん、核兵器や中長距離ミサイルである程度決着がつく…