年末とお盆の前の墓参りは、寒さと暑さを背中に追いながらご先祖様の供養と、現代 に生きる人間の心の落ち着き場所を探す行事としてたいせつだと思う。 最近は荒れている墓が目立っているようにも思う。管理している人も高齢化してきて 寒さと猛暑の中をたい…

今週は父親の病院と以前お世話になっていたボランティアの方の病院に面会に行った 。来月には父親は老人保健施設に入る。 高齢者であるために全体的なリハビリを目的に在宅や次のステージを目指す。 ボランティアは右麻痺と嚥下や言語に障害が残っており、療…

何事も結果でしか結論づけて納得できないだろうか。 それはその時代や時間のめぐりあわせなのか。 私の人生においても、父親の人生においても、ブッダやキリストや弘法大師や日蓮の ような宗教者にしても、すべての人の人生においても出来事も実績も「タイミ…

最近は、脳の機能から人間というものの本質を感じる。その象徴は、記憶である。記 憶の説明に使われるのが箪笥である。 私は、人名でも地名でも出来事でもできるだけ思い出すことを心がけている。想起力 をつけたいと思っているからだが、どうしても出てこな…

来週にお世話になったボランティアの方のお見舞いに出かけるつもりだ。 年に数回の出会いだったけれど、被災地の支援に３度や病院への面会と付き添いなど 内容の濃いサポートをしてもらった。 時間のかかるリハビリだけれど見通しはある社会生活への復帰は期…

僕のふるさとはどこだろうかと考えると、両親の育った淡路島だろうと思ってきた。 母は亡く、父は病院にいる。共に実家は空き家となっている。 おじさんの３回忌にへたくそな般若心経をあげて供えた。 気持ちがこもっていれば線香の煙ぐらいの価値と蝋燭の灯…

昨日の熊沢元事務次官の裁判の報道には、自らも父親の影響も、息子に対する対応や 態度に間違いや戸惑いや後悔することが多かったことに気づかされる。 父と子の関係や障がい（中途失明）などによる引きこもり、視覚障がいを持っている 親としての子供の人生…

2019（令和１年）の「みるめの会」定期交流会を行った。 「視覚障がい者の終活」について話し合った。８名の参加で当事者が５名だったけれ ど、とても自分たちの身近な話題？生活課題（浅い悩みや不安）としてぼんやりから はっきりと問題意識が目覚めたよう…

阪神淡路島大震災から来年（令和２年、２０２０年）１月１７日で２５年を迎える。 もはや四半世紀を迎えようとしているのだね。 被災された方をはじめこの時代に生きてきた方々はそれぞれの感慨があるのだろう。 私もその真っただ中にいて「よくぞいきてきた…

以前に勤めていた施設では、感染症も、高齢で視覚障害もあるので、外出ができない という異常な対応を行っていると聞く。 いつも過介護と自立支援とか気づきと新設の押し売りとか、運営に寄与するから介護 保険か専門性で考えるとかで議論もあったけれど、「…

本日も淡路島に行ってきた。父の病院からの次のステージを探すためだけれど、在宅 には戻れないと思うから、担当の医療ケースワーカーと話し合った。 社会福祉協議会にも行って在宅時のケアマネージャーにも相談をかけた。 どこも高齢化社会で子供は都会に出…

父に面会した。私よりも同行してくれた友人とその父（９９歳）のことに話題が集中 していた。 義弘には何もできず迷惑をかけたなとかごめんよというようないたわりの言葉が多く 相槌となっている。 でもよく小さいころから小さいことで議論をした。それを父…

父の面会に淡路に行く。弟には本日会う予定だ。 父の病院のケースワーカーより島内での施設入所は難しいかもしれないので、範囲を 拡大して神戸明石方面でもよいかとの打診があった。 やむをえないことだろうが、介護を必要とする人がたくさんいることの実感…

昨日はパソコンボランティアの方が誕生日だったとか。ちなみに市川海老蔵もだった と今日のニュースで知った。 私は先月だったので、行きつけのドラッグストアで誕生日クーポンで清算したところ 「お誕生日おめでとうございます。」と明るく言われた。 「誕…

「みるめの会」とは視覚障がいを持った人たち当事者と、興味関心のある晴眼者が共 に語り学ぶ地域に開かれた会です。 毎月地域交流会を行っています。 12月定期交流会は15日（日曜）午後2時より90分ぐらい行います。 場所はＪＲ灘駅出口南東階段すぐにある神…