環境を巡る春

初めてクリーンセンター(ゴミ処理場)の内部を訪れ雰囲気を感じた。

学生時代に見学したかもしれないけれど40念・50年前のことだから変化していると思

う。

雰囲気は火葬場と感じが似ていたので、同行者に尋ねると「まあそんな所と近い感じ

ですね。」と返事が返ってきた。

いくつもの釜口があり、アップダウンクイズのように滑り台が荷物カートを落として

いった。

4時間で3回実家の周囲から出た剪定ごみを持って行った。

業者に頼めばいいことだけれど妹や友人の力も借りて節約がてら社会見学と決め込ん

だ。

たいせつな梅の木も伐採されて藻屑と消えてしまったので、木に宿る木の精の慰霊も

兼ねてのことと考えたからだ。

世間は新型コロナウィルスの伝播のことで騒がしいことだけれど終息に向かって例年

通りの静かで楽しい日常生活、春が到来することを願いたい。