お盆ではあるけれど
本日お墓参りに行ってきました。猛暑で1家族4人とすれ違っただけでした。コロナ
もあってマスクをしていると熱中症にもおびえるほどでした。
生まれてからずっと、このお盆にご先祖様を迎えてお送りするということはとても厳
かな時間だと感じていました。
以前祖父や祖母、父や母からは、早朝に掃除とお迎えするための準備があって菩提寺
の住職のお参りととうばを拝んでもらうことはたいせつな家の行事だと言いきかされ
ていました。
ご先祖様から脈々と受け継がれてきた土地で生活しているのであればほとんど日常で
ある日々が季節を反映して自分たちを映し出すのでしょう。
でも今は誰もいない実家と空き家が目立つ集落と、高齢者がほとんどのご近所への挨
拶は暑さもあってあわただしく過ぎていきました。
家族が営々と紡いでいくお盆の季節を迎えて、少し寂しい気持ちになってしまう感傷
的な自分に小学生で帰ってきた夏休みの輝くような生き生きとした時間を懐かしく思
い出すこともいいことだと実感させられました。