大局をみる

「大局を見る」ということは、とても大切な考え方でもあるが、これができるかでき

ないかは日ごろの、あるいは今まで生きてきた資質的なものが与えられてのことかな

と感じる。

私にはないと断言できる。なぜならこの緊急事態の中でもほとんど動いていないこと

で確かである。個人的な努力も責任もなく生活して、働いていない。1人暮らしだか

ら家族にも責任や生きがいもない。社会的にもほとんど活動できず、市民的な活動も

責務も追っていない。

だけどこの状態を静観してあせることもなく、ただ終息した後の出発点とやるべきこ

とを常に念じている。

いつも宮沢賢治のでくのぼうをそらんじ、本を読んで、弟妹や元家族や友人たちにメ

ールをして最低限度の生活を維持している。

今だからこそ対局を見て少しだけ前に進む力を蓄える。

今を必死に生きている人たちからすれば、申し訳なく、とても贅沢なことだけれどし

っかりやるしかない。