ニュースを聞いて
昨日の新聞やテレビラジオのニュースで、以前働いていた法人の業務上の不正な事件
のニュースが流れていた。
特別養護老人ホームでの人員不足や過重労働などや胃ろうを専門職以外がやっていた
とかだけれど、そんなことはみんな知っていたことだ。
このニュースの中核は、利用者が不利益を受けていたことや、働いていたものがパワ
ーハラスメントや過重労働や福祉労働と言う名のもとにしんどい思いを続けていたこ
とだ。
これはコロナで苦しむ現代以前の福祉や医療に関係する業種ではよくあったことだ。
親族経営や従前たる経営などをしていた医療法人や福祉法人では「気に入らないなら
別の施設に出て行ってもらってもやめてもらって結構です。」と平気で言っていた人
たちを思い出すことだ。
今は、介護できない家族の事情や人手不足と言う名のもとにこうした法人の起こす事
件は数限りないだろう。監査や実地指導や面会する行政も家族もはっきりとしたこと
は言えないような現状が続いているのだ。
新らためて強く思う。
不利益は利用者と家族と職員スタッフが、それを支えている地域社会が不利益や不当
性を味わったということだ。
日本国の近未来を不安に思うことが続くばかりだ。